地球にやさしい新エネルギーシステム　バイオガスコージェネレーションシステム

下水処理場の汚泥や食品工場のは排水処理から発生する汚泥は、従来は埋め立てや焼却処分されてきました。当社では、これらの汚泥を嫌気醗酵させバイオガスを生産しています。バイオガスには６０％程度のメタンガスが含まれています。このバイオガスを燃料としてコージェネレーション（熱と電気の発生）を行います。発生した熱は醗酵槽や脱硫塔の加温に使い、コンポストの乾燥に使用します。電気はこのプラントの動力に約２０％が使われますが、残りの８０％は既存施設で使われます。また、このプラントから周辺に与える影響（騒音・振動、臭気など）を極力少なくするための対策を万全としています。